「チャンバラごっこ」をスポーツに応用したスポーツチャンバラの選手権大会が総社市で開かれました。
スポーツチャンバラは、柔らかい剣で、相手の体のどこを打っても得点につなげることができ、誰でも楽しめるスポーツとして、年々競技人口を増やしています。今回の大会には、総社市内を中心に5歳から30歳代までの80人の選手が参加し、白熱した戦いを見せました。試合は、1対1のトーナメント形式で行われ、一連の攻撃動作の型を判定する基本動作の部のほか、小太刀や長剣などといった剣の種類と階級別に分かれて行われました。互いに隙をうかがっては、チャンスを狙い相手へすばやい攻撃を仕掛けるなど選手たちの緊迫した試合展開に会場の観客からも盛んな声援が飛んでいました。2012年度には全国の中学校で体育への取り入れも可能となり、競技人口の増加が期待できます。また、岡山県は世界チャンピオンを2人も輩出するなど、スポーツチャンバラが盛んな地域でもあることから、関係者らは競技の更なる普及を目指したいとしています。




