聴覚障がいをもつ人たちを対象にした税の説明会が倉敷市内ではじめて開かれました。
説明会には、岡山県聴覚障害者福祉協会の会員らおよそ20人が集まりました。手話通訳者を介して行われた説明会では倉敷税務署の広瀬 信也さんと水田 洋志さんが講師を務め、贈与税が発生する場合や、配偶者が財産を相続したときの特例である配偶者控除についてなどがスライドを活用して、目でわかりやすく解説されました。また、インターネットを使って自宅にいながら申告と納税ができる電子納税システム「e-Tax」についての説明も行われました。参加した人たちは税務署の職員からアドバイスを受けながら、用意されたパソコンを使って申告の体験をしました。聴覚障害者を対象にした税の説明会は広島国税局管内では初めてということです。倉敷税務署では、今後もこの取り組みを広げ、多くの人に税に対する理解を深めてもらいたいとしています。




