岡山県の伝統工芸品「烏城紬」を学ぶ講座が23日、玉野市宇野のショッピングモールメルカで開かれました。
講座には玉野市内外からおよそ20人が参加。烏城紬・4代目織元の須本雅子さんが講師を務めました。烏城紬は江戸時代に綿栽培が盛んだった、児島湾干拓地で始まり、岡山の特産品として奨励されました。横糸に「からみ」と呼ばれる独特の工夫がなされているため生地の強さや風合いが普通の紬よりも強いのが特徴です。参加者たちは須本さんから烏城紬の歴史や製造工程などを熱心に聞いていました。この講座は「烏城紬」を地域の人たちに幅広く知ってもらおうと、全日本きものコンサルタント協会岡山支部が開いたものです。なお、この講座は、残り4回、12月から1月にかけて行われる予定です。次回は12月4日にショッピングモールメルカで行われます。




