倉敷市の中心部に位置する弘法大師ゆかりのお堂を巡る「倉敷八十八箇所巡礼」が行われました。
倉敷八十八箇所霊場は、江戸時代末期に四国霊場に倣って整備されたと言われています。毎年、春と秋に巡礼を行っていて、きょうも100人を超える人たちが参加しました。倉敷霊場には、欠番になっている札所もありましたが、5年前に市民有志の協力で修復整備を行いました。巡礼者たちは、お堂の前で立ち止まり静かに手を合わせ、般若心経を唱えていました。最近は、健康のために巡礼に参加する人も多く、休憩所では、持ってきたおせんべいや飴を食べ、参加者との会話を楽しみながら巡礼を行っていました。倉敷八十八箇所霊場巡り、次回は来年の3月に行われる予定です。




