倉敷市中島にある真言宗のお寺、高蔵寺で1年の無病息災を願う施薬祭が行われました。
薬師如来を本尊とする高蔵寺では、病気平癒を祈願し施薬祭を行っています。本堂では、檀家などが集まり護摩供養が営まれました。燃え盛る炎の中に「家内安全」「無病息災」など、心身の健康を願う護摩木が次々と投げ込まれました。檀家なども真っ赤に燃え上がる炎に手を合わせ所願成就を祈りました。このあと、子どもたちの健やかな成長を願う稚児行列が行われたほか、客殿では、沖縄出身の舞踊家 安富祖優子さんによって舞が奉納されました。また、大般若経の転読法要が行われました。これは、600巻ある大般若経を素早くめくることで読経したとみなし、その転読で生じる風に当たると、功徳を授かるというものです。法要を見守る檀家などは、今年1年の開運や無病息災を祈っていました。




