倉敷市真備町の地域住民が日頃の活動の成果を発表する「真備復興文化祭」がマービーふれあいセンターで開催されました。
倉敷市真備町では地域住民の文化・芸術活動の発表の場として2014年から毎年、真備市民文化祭を開催してきましたが、西日本豪雨災害や新型コロナの影響で開催できない状況が続いていました。
しかし、おととしの6月にマービーふれあいセンターが復旧し去年秋ごろから公民館活動などが本格的に再開してきたことから名前を「真備復興文化祭」と変え復活しました。
会場には、書道や絵画水墨画にちぎり絵など真備町に関わりのある個人・団体による作品およそ200点が展示されました。
こちらは、真備人権ふれあい館で活動する絵手紙講座による展示です。
家族への感謝の気持ちを綴ったものなど心温まる作品が多く並びました。
さつきホールで行われた舞台発表では竹でできた楽器で演奏を行う「竹のオーケストラ」の他コーラスや舞踊など10グループが日頃の活動の成果を披露しました。
真備公民館で月2回活動しているコーラスグループ「さつき」は歌謡曲や演歌など6曲を合唱。
美しい歌声で会場を盛り上げました。
また、真備町出身のピアニスト橋本里香さんによる演奏も行われ会場が華やかな雰囲気に包まれました。
真備町では、被災以降文化・芸術活動の発表の場が少なくなっていてイベントを主催した真備町文化協会ではこの文化祭をきっかけに地域の文化・芸術活動が活発化することを願っています。
また、この日(26日)は県内8つの和太鼓グループが演奏を披露する「復興和太鼓の祭典」もマービーふれあいセンターで開催されました。
KCTではこの模様を収録していて4月にKCT12チャンネルで放送します。ぜひご覧ください。




