来月1日から始まる「春の火災予防運動」を前に、玉野市消防本部ではきょう(27日)、2020年以来3年ぶりに市長特別点検を実施し予防運動に向けて士気を高めました。
柴田市長・消防署員敬礼市長による特別点検は消防署員の士気向上のため、例年、春の火災予防運動に合わせて行われていましたが、ここ数年はコロナ禍のため実施を見合わせていました。
3年ぶりとなった点検では、就任以来初めての参加となった柴田 義朗市長が約60人の署員たちの服装や消防手帳をチェックしていきました。
続いて、消防本部に配備されている救急車やポンプ車など8台のパトランプやサイレンが正常に作動しているか点検した後、備品が揃っているかなどを一台一台、丁寧に確認していました。
玉野市内では去年1年間(令和4年)で20件の火災が発生していて、前の年よりも4件増えています。
また、火災による死者は過去最多だった平成15年と並ぶ4人となっています。
春の火災予防運動は来月1日から7日まで行われます。




