春の便りです。
倉敷市真備町で、特産のタケノコが初出荷されました。
倉敷市真備町有井にあるマキビ選果場です。
真備筍生産組合の農家が、けさ収穫したタケノコを次々と持ち込みました。
シーズン初日のタケノコは、1本あたり100gから350gの大きさがほとんどです。
約2kgになるよう箱詰めしていきます。
そして、一つ一つ手に取って傷がないか確認していきました。
岡山県内で出荷されるタケノコの約9割が、真備町産です。
白くて柔らかく、アクが少ないのが特徴です。
今シーズンのタケノコは、夏に降った雨が少なく、この冬は気温が低めだったことから、生育が遅れていました。
例年より1週間遅い初出荷ですが、去年の約2倍となる44kgが持ち込まれました。
1本750gの大物が採れるなど、まずまずの滑り出しです。
JA晴れの国岡山によると、真備町のタケノコの出荷量は、岡山県内で約9割のシェアを占めています。
今年は去年より10t多い120tを目標に、5月上旬まで出荷が続きます。
生産組合の方に話を聞くと、3月に入ってから気温がグッと上がれば、出荷量も増えてくると期待を寄せていました。
ピークは4月20日ごろだそうです。




