岡山県はきょう(17日)新型コロナ対策本部会議を開き、コロナとインフルエンザの同時流行に備えた対応として医療体制を強化することを決定し、早期のワクチン接種を促すためきょうから来月30日までを「オミクロン株対応ワクチン接種強化期間」と定めることを発表しました。
きょう開かれた対策本部会議では、県内の新型コロナ陽性者数や確保病床使用率があがっている状況を踏まえ、季節性インフルエンザのピークとコロナが重なった場合、岡山県では1日に1万1900人の患者数が想定されると報告がありました。
同時流行と第8波に備え、早期のワクチン接種を促すためきょうから来月30日までを「オミクロン株対応ワクチン接種強化期間」と決定。
来月26日から30日までの5日間の夜間に岡山県医師会館で年末接種(ファイザー(BA.4―5))、川崎医科大学総合医療センターでは12月の毎週金曜日午後3時半から午後5時半まで予約なし接種会場((モデルナ(BA.4―5))が設けられます。
そのほか、12月に大学での出前接種を実施する予定です。
また、医療体制については、診療、検査医療機関をきょうから31機関増やした646機関とするほか、年末年始を含めた休日診療を行う医療機関への支援や、高齢者施設などのスタッフの集中的検査の対象を拡大することを発表しました。
(倉敷市、岡山市は各紙の判断で実施)
会見では、
▼マスクや手洗いなど基本的な感染対策の徹底
▼体調不良時に備えた検査キットや解熱剤の購入
▼コロナとインフルエンザの早期のワクチン接種
といった同時流行を見据えた知事メッセージが発表されました。




