G7 労働雇用大臣会合の開催を来年4月に控え、倉敷美観地区の大原美術館では、不審者の侵入を想定した防犯訓練を、倉敷警察署と合同で行いました。
訓練は、大原美術館のチケット売り場で不審者が職員を凶器で脅すという想定で行われました。
売り場の女性職員はすぐさま非常通報装置を押し、警察に通報。
同時に男性職員2人が「さすまた」を使い、不審者の動きを食い止めます。
通報から、およそ4分後、パトカーで駆け付けた警察官が不審者を取り押さえました。
大原美術館はこれまで、チケット売り場での防犯訓練は職員のみで定期的に行ってきました。
倉敷警察署との合同での訓練は、今回が初めてとなります。
大原美術館は、倉敷警察署と合同の防犯訓練を定期的に実施していきたい考えで、今後は館内を使った訓練も行っていくということです。




