倉敷市ゆかりのクラフト作家が集まり、作品を展示・販売するイベントが児島市民交流センターで開かれました。
「児島工藝祭」と題したイベントには、倉敷市にゆかりのある陶芸やガラス、皮製品など様々なジャンルのクラフト作家およそ20組が参加しました。
会場には、来年の干支・ウサギがモチーフのガラスのカードスタンドや、歯車、文字盤など時計のパーツを使ったアクセサリー、ヤギの毛を使い、すべて手縫いで仕上げたテディベアなどこだわりの作品が並びます。
倉敷市出身の陶磁器作家・横山ゆきえさんは、有田焼に使われる土で普段使いしやすい食器や花器を作る傍ら、制作中に生まれる磁器の削りかすを活用して、「ココロの住人」という名のオブジェも手掛けました。
きょう(13日)は朝からあいにくの雨でしたが、市内外から客が訪れ、作品を手に取りながら作家と交流し、買い物を楽しんでいました。
このイベントは、瀬戸内国際芸術祭開催の年に合わせて、地元の作家の作品に触れ、芸術に親しんでもらおうと初めて開催されました。
児島工藝祭は、来年も開催する予定です。




