小中学生が倉敷の町家の模型を地元の建築家と一緒につくる「建築模型ワークショップ」が大原美術館の新児島館で開かれました。
このイベントには小学2年生から中学3年生8人と倉敷市内外の建築家12人が参加しました。
子どもたちは建築家と一緒に美観地区周辺を歩き、説明を受けながら町家を観察。
実際に町家を見た後は新児島館で模型作りに挑戦です。
こどもたちは自分が作る敷地を選び、それに合わせて設計図を製作。
建築家とマンツーマンで町家の特徴である店舗と住宅が一体化した建物の図面を100分の一の大きさで書いていきます。
図面が完成すると模型作りによく使われるスチレンボードや木や花を再現したフラワーツリーなどおよそ50種類の材料から選び、模型を作ります。
そして試行錯誤しながら模型を作ることおよそ2時間半。
何もなかった場所に子どもたちが作った町家が並び町が色づきました。
このイベントは子どもに倉敷の町家を知ってもらうことと倉敷の建築文化の向上に役立つことを目的に倉敷市と倉敷市内外の建築事務所7つが集まる建築文化向上活動実行委員会が主催しています。
完成した建築模型は今月13日(日)まで日本郷土玩具館サイドテラスで展示しています。




