総社市を中心に活動する水墨画愛好会「江陽会」の作品展が開かれています。
江陽会は、総社市中央公民館と昭和公民館、矢掛町で活動している水墨画の愛好会で、月に2回それぞれの場所に集まって水墨画を楽しんでいます。
一年に一度の作品展は、3つのグループの作品が一堂に集う機会となっていて、会場には、宝福寺や総社宮などの風景や、草花を描いたものなど、会員17人の力作41点が並びました。
墨の濃淡のみで奥行きを出したものや、カラー絵の具を使って表現の幅を広げた作品など、作風も様々です。
こちらの河原千恵子さんの「月明かり」は、夜、森の中で月明りに照らされる鹿の情景を描きました。
紙の余白の白を使って月の光を表しています。
こちらは船倉誠さんの「鳥と牡丹」。
影に墨の黒を効果的に使い、牡丹の花をダイナミックに描きました。
水墨画江陽会作品展は、今月30日(日)まで総社市民ギャラリーで開かれています。




