小学生を対象とした囲碁の全国大会、『くらしき吉備真備杯こども棋聖戦』への出場権をかけた岡山県予選会が、マービーふれあいセンターで開かれました。
今年で12回目となる『くらしき吉備真備杯こども棋聖戦』は、中国から囲碁を持ち帰ったとされる吉備真備公ゆかりの倉敷市真備町で、平成23年年から開催されている小学生が対象の囲碁の全国大会です。
12月の全国大会を前に、県代表決定戦と囲碁の実力を決める棋力認定戦が行われました。
5・6年生5人が参加した県代表決定戦高学年の部は持ち時間30分の総当たり戦、また、2人が参加した低学年の部は、持ち時間30分の3番勝負で行われました。
県代表決定戦の結果、高学年の部は倉敷東小5年の佐藤 悠人さん、低学年の部は連島西浦小3年の守屋 一樹さんが優勝し、全国大会出場を決めています。
『くらしき吉備真備杯こども棋聖戦』は囲碁界の3大タイトルのひとつとして数えられている「棋聖」のジュニア版として、優勝者には「こども棋聖」の称号が与えられます。
全国大会は12月17日と18日にマービーふれあいセンターで開催されます。
また、棋力認定戦には年長から小学6年までおよそ30人が参加。
参加した子どもたちは昇級を目指し、気合の入った表情で碁石を打ち込んでいました。




