ウクライナから総社市に避難している女性がプロデュースした一日学校美術館が昭和中学校で開かれました。
昭和中学校体育館の一角に一日学校美術館がオープンしました。
ウクライナからの避難民で総社市の職員として働くチジェンコ・アロナさんが母国で美術作品の展示に関する仕事をしていた経験を生かしてプロデュースしたものです。
展覧会のテーマは「黄色と青」。
総社市が所蔵する中から、ウクライナを象徴するヒマワリを描いた作品など生まれ育った土地を思い出させてくれる作品19点を選びました。
アロナさんのそれぞれの作品の感想に重ねて故郷への思いを綴った文章も並べられ、生徒たちはメモを取りながら鑑賞していました。
この日はアロナさんによる平和への思いについての講演も行われました。
生徒たちは色紙や募金を贈ったほか、吹奏楽の演奏やダンスを披露し、アロナさんを歓迎しました。
アロナさんの講演と一日学校美術館は今後も市内の小中学校で順次開催していく予定です。




