倉敷市は、市内の路線バスと水島臨海鉄道を運賃なしで乗車できる「無料デー」を今月24日に初めて実施します。
この取り組みは、コロナ禍で低迷する公共交通の利用促進を図るため、倉敷市が費用を負担して行うものです。
岡山市では去年11月から実施していて、一定の成果を挙げていますが、倉敷市ではこの秋に初めて合計4日間行います。
初回は今月24日土曜日です。
10月は9日と16日の日曜日、11月は5日の土曜日が無料デーとなります。
路線バスは、原則出発と到着がいずれも倉敷市内の路線が対象です。
ただし、宇野駅前行き、興除車庫行き、寄島総合支所前行きのバスは、市外の区間を含めて無料にします。
一方、児島駅発着の鷲羽山夕景鑑賞バスは市内発着ですが対象外です。
また、水島臨海鉄道は、すべての区間が無料です。
無料デーの時の乗り方は、運行事業者により異なります。
下電バス・水島臨海鉄道は整理券を取らずに乗車。
両備バス・井笠バスは整理券を取って降りるとき運賃箱に入れます。
倉敷市では、今回の無料デーを市内でイベントが開催されている日に設定していて、「この機会に公共交通機関を利用してお得に出かけてほしい」としています。




