総社市で毎年恒例になっている消防・救急車両の写生大会が開かれました。
のびのびと大胆に、そしてきめ細かく鮮やかに描きます。
消防車・救急車の写生大会は、子どもたちに防火意識を高めてもらおうと、総社市消防本部が年1回開催しています。
今年で47回目の歴史あるイベントですが、去年は新型コロナの感染拡大で史上初めて中止になりました。
2年ぶりの写生大会には、主に総社市内の保育園・幼稚園・こども園と小学校に通う子どもたち310人が参加しました。
30mの高さまで伸びるはしご車、車の事故の時に活躍する救助工作車など、消防・救急車両5台から好きなものを一つ選びます。
画材はクレヨン、絵の具など自由です。
下書きをせず一気に書き上げたり、定規を使いながら精密に表現するなど、描き方にも個性が現れます。
子どもの様子を見守る保護者も力が入ります。
完成した作品は10月に審査を行い、秋の火災予防運動がはじまる11月9日ごろに表彰します。
入賞作品は、市役所や図書館など市内複数の会場で巡回展示します。
また、写生大会にあわせて消防車に乗っての記念撮影や、放水体験なども行われ、参加した子どもたちは消防への興味を深めているようでした。




