玉野市議会9月定例会が開会し、執行部が補正予算案や2021年度決算の認定など、20議案を提案しました。
9月補正予算案は、一般会計で10億5400万円となっています。
歳出の主なものとして、6月に発生した市営志池住宅2号棟の火災で、建物の外壁などを改修する費用に、697万円を計上。
今年7月で使用を終えた旧学校給食センターや2017年で閉園した後閑保育園の敷地と建物など市有地3件を売却するための不動産鑑定費用598万円を予算化しました。
また、和田幼稚園の休園で集約化される日比幼稚園の駐車場を拡げるための費用、宇野・田井2つの幼稚園で業務のICT化を推進するための経費に、あわせて228万円を計上。
玉野商工高校の体育館・職員室の設備改修費として、1700万円を盛り込みました。
このほか、市の貯金にあたる財政調整基金に2021年度決算で余った額から10億円を積み立てます。
なお市議会では今期定例会から、タブレット端末の持ち込みを試験的に始めました。
予算・決算などの会議資料を端末で閲覧できるもので、慣れるまではしばらく紙の資料と並行して使うということです。
玉野市議会9月定例会は、6日から質問戦がはじまり、20日に決算の議案を除いて議決する予定です。




