倉敷市児島地区の夏の風物詩「夏フェスKOJIMAどんかっか」が先月30日、3年ぶりに開催されました。
地元の企業が中心となって企画され、長年親しまれてきたイベントですが、今年で最後となります。
「夏フェスKOJIMAどんかっか」は平成10年から盆踊り・花火大会として児島地区内外から多くの人が訪れ賑わいをみせてきました。
今年で最後となるイベントを地域ぐるみで盛り上げようと、来場者に配布された うちわは、倉敷市立短期大学の学生たちがデザイン、会場にあかりを灯した提灯は地域の園児たちが手作りしたものです。
3年ぶりとなった今年は、下津井名物のたこ飯をはじめとした30以上の出店が並んだほか、特設ステージでは地元のダンススタジオに所属する子どもたちなど、約10団体が歌やダンスを披露しました。
やぐらの太鼓辺りが暗くなると、いよいよメインとなる盆おどり「どんかっか」が始まります。
軽やかな太鼓の音と少し哀愁が漂う、児島地区特有の節回しに合わせ、子どもからお年寄りまでがやぐらを囲み、3年ぶりの踊りを楽しみました。
イベントのクライマックスは、約800発の打ち上げ花火です。
イベントの実行委員長を務めた児島青年会議所の寺崎理事長によりますと、今後はコロナ禍でも続けることができる新たな夏のイベントを開催したいということです。
「夏フェスKOJIMAどんかっか」は残念ながら終わってしまいましたが、来年以降の新たなイベントに期待しましょう。




