倉敷市真備町で竹を使ったキャンプイベントが行われ、夏休み中の親子連れが楽しみました。
イベント開催の背景からは、西日本豪雨災害のボランティアの繋がりも見えてきました。
今月(7月)23日、倉敷市真備町で開かれたイベントには、町内の小学生と保護者30人ほどが参加し、飯ごう炊飯などに挑戦しました。
飯ごうや器はすべて真備町特産の竹で作ります。
参加した親子は、やすりで丁寧に削った竹の飯ごうに、研いだお米と水を入れて加熱。
通常の飯ごうはアルミ素材のものが多いですが、果たして「竹」で上手にお米は炊きあがるのでしょうか…?待つことおよそ45分。
フタを開けると?子どもたちは、竹で炊いたご飯と夏野菜たっぷりのカレーを、竹で作った器に盛りつけて美味しそうに味わっていました。
今回初めて行われたこのイベントは、真備町で活動する西日本豪雨災害のボランティアが中心となって運営しているものです。
メンバーの中には岡山県立大学などの学生もいて、準備から協力していました。
岡山市の男性は、被災した真備町にこれまで750回以上足を運んでいるといいます。
こうしたボランティアがチームとなって活動することは、真備町でのイベントを継続させる大きな力になると主催者は感じています。
今後は11月3日に復興イベント「KIZUNAフェスタ」の開催を予定しています。




