総社市の障がい者支援事業所で作る総社デニムトートバッグが人気を集めています。
こちらが去年10月から販売している総社デニムトートバッグです。
総社市内の障がい者支援事業所を中心とした総社デニムマスク実行委員会では新型コロナ感染拡大によるマスク不足解消を目的に2020年3月から岡山県産のデニムを使ったマスクを制作・販売しています。
販売開始すぐから人気に火が付き販路の拡大や新モデルを作成し、これまでおよそ30万枚を売り上げています。
しかし、マスクの供給の安定などからデニムマスクの需要が停滞。
マスクで培った縫製技術を生かし、コロナ後を見据えた次のステージとして始まったのがこの、総社デニムトートバッグです。
市内の障がい者支援事業所で生産していて、総社市中央のB型事業所「がじゅまる」では事業所利用者と職員でトートバッグ作りに追われていました。
表地にはデニムマスクと同じ県産デニムを使用し、裏地には、注文した人が持参した布を使います。
着なくなった衣服などを再利用し、思い出を違う形で残せるのが人気の理由のひとつのようです。
トートバッグは、肩からかけられる大きいサイズと、お弁当箱が入れられる小さめサイズの2種類。
オプションでレーザー加工やポケットなどを施すことができ、世界で一つだけの、自分好みにカスタマイズしたトートバッグがつくれます。
使い勝手の良さからリピート注文も多くあるそうです。
トートバッグは、総社市役所のセントラルロビーカフェのほか、市役所の福祉課で受け付けています。




