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真備町の復興 賑わいを後押し サヨウナラ真備の皆さん 飲食店あす閉店

真備町の豪雨災害発生後、復興を支援しようとオープンした飲食店がその役目を終え、災害から4年を機にあす(7日)閉店します。

真備町有井に構える焼き鳥のテイクアウト専門店「七幸」です。
「七幸」オーナーの西村雄祐さんは、岡山市在住で、不動産の総合コンサルタント事業を営む傍ら、豪雨災害発生直後から真備町で物資の提供や家屋の解体などのボランティアに入り、人が離れていっている真備で復興支援をしようと2018年11月に真備町有井で飲食店をオープンしました。
町に元気を取り戻そうと店を始めてから約3年8ヵ月たった今、倉敷市が行った復興状況に関する住民アンケートで、およそ7割の人が「災害前の状態に戻っている」と答えたことを知り、当初の役割を終えたとして災害から4年を機に閉店を決意しました。
売り上げをスポーツ少年団に寄付したり、地域の祭りの備品を贈ったりと、町の復興に加え地域のひぎわい創出にも力を入れてきました。
店入り口にはファンから感謝の花が贈られ、閉店前日のこの日も多くの注文が入り、常連客などが訪れていました。
3年8ヵ月の間、町の復興を後押ししてきた七幸。
あすで最後となりますが、真備への思いは変わりません。
七幸は、あす真備のさらなる復興を祈りながらシャッターを下ろします。

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  • 放送日:2022/07/06(水)
  • 担当者:引地 麻衣夢
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