様々な事情で十分な教育を受けられなかった人が義務教育の学び直しをすることができる、そうじゃ「夜間中・学びの教室」が今月30日からスタートします。
それに先立ちきょう(27日)開講式が行われました。
開校式は、学びの教室が開かれる総社市の常盤第二分館を会場に受講者や指導者、市の関係者などが集まり開かれました。
式では、総社市の片岡聡一市長から校長に選ばれた冨岡淑子さんへ任命証が手渡されました。
子どものために勉強し直したい、国語を学んで仕事をもっと充実させたいなど様々な理由で集まった受講者たちがこれからの学びに向けて熱い思いを披露しました。
学びの教室は、現時点で、国籍を問わず20代から70代までの13人が受講を予定しています。
小・中学校での指導経験のある元教員など22人を講師に迎え、義務教育程度の国語や算数、数学を個々のレベルに合わせてマンツーマンに近い状態で学んでいくということです。
この教室は、市内に学び直しをすることのできる場所を作ろうと総社市が立ち上げました。
市は今後、運営を進めながらこの学びの教室を将来の夜間中学校設立に繋げていきたい考えです。
学びの教室は今月30日(木)からはじまり毎週木曜日の18時20分から20時15分まで常盤第2分館で授業が行われます。
16歳以上の、義務教育の勉強を学び直したい人であれば誰でも受講することができます。
参加希望の方は総社市生涯学習課までお問い合わせください。




