JR倉敷駅周辺の鉄道高架事業を前進させようと、倉敷市議会議員の有志による連盟が新たに設立されました。
きょう(22日)午前、「鉄道高架事業整備促進倉敷市議会議員連盟」が設立されました。
JR倉敷駅周辺の鉄道高架事業は、平成10年度から倉敷市が岡山県と一体となって進めているものです。
倉敷市はJR山陽本線をはじめ、伯備線、水島臨海鉄道を連続して高架化することにより、踏切の廃止や道路との立体交差が実現でき、慢性的な交通渋滞を改善できると見込んでいます。
また、JR倉敷駅の南北で分断されている市街地の一体化を促進することも目的としています。
一方で県は、これまでにこの事業の費用に対しての効果が低いとの算定結果を出していて、着手に至っていないのが現状です。
倉敷市議会では平成25年に、事業の早期着手を求める16万7千人あまりの署名を添えた要望書を県に提出するなどこれまでも積極的に働きかけています。
連盟には倉敷市議の有志39人が加盟し、鉄道高架事業の早期実現に向けて、関係機関に働きかけるなどの活動に取り組んでいきます。




