来年創立150周年を迎える倉敷市立茶屋町小学校で記念講演会が開かれ、児童が地域の歴史を学びました。
講演会の講師を務めたのは、倉敷市茶屋町在住で、元小学校校長の佐藤圭一さん94歳です。
佐藤さんは、干拓から300年の歴史をまとめた「茶屋町史」の編集に携わるなど、郷土史家としても長く活動しています。
茶屋町小学校の6年生200人のほか、別の会場でリモート参加する5年生と合わせて370人の児童を前に、佐藤さんが15年ほど前、茶屋町干拓300年の節目に作詞したこの曲を流しました。
歌詞の中にある「拓ける」「栄える」「伸びゆく」という3つのキーワードに沿って、茶屋町の歴史を振り返りました。
児童はあらかじめ講演会のポイントを記したプリントで予習していて、佐藤さんからの質問にはきはきと答えました。
講演を聞いた児童たちは、産業の繁栄と町の活性化を支えた先人たちの偉業を聞きながら、茶屋町のさらなる発展に向けてさまざまな思いを抱いていました。
今回の講演会は、来年11月に創立150周年を迎える茶屋町小学校の記念事業として行われました。
小学校では今後、来年度の式典に向けて、さまざまな記念事業を展開していく予定です。




