倉敷市議会6月定例会が開会し、原油や物価の高騰に伴う給食費値上げ分の補助金などを盛り込んだ補正予算案が提案されました。
6月定例会では、一般会計補正予算案を含む24議案が提案されました。
補正予算案の総額は、55億4200万円となっています。
主なものとして、食材費の上昇により小中学校の給食費が今年度から1食およそ30円増額していることを受け、増額分の1年分相当を補助する事業に2億2500万円を計上しています。
また、原油価格の高騰を受け、運送業やクリーニング業などガソリンや軽油を多く使う事業者に対して、価格上昇分の2分の1最大40万円までを補助する事業に5億円を盛り込みました。
新型コロナウイルス関連では、感染対策として事業所のトイレや更衣室など共同で利用する場所を増設、改修する事業者へ補助金を支給する経費に3億円。
コロナ禍で利用が落ち込む公共交通機関の利用促進のため路線バスと水島臨海鉄道で無料デーを休日に4回実施する事業に1500万円を計上しました。
また、若い世代のコロナワクチン接種を進めるため、今年4月にイオンモール倉敷で実施した予約なしの3回目接種について、3000人あまりが接種を受け、およそ92パーセントが50代以下だったことが報告されました。
あす(7日)からもイオンモール倉敷で合計12日間の予約なし接種が行われます。
倉敷市議会6月定例会は、今月10日から一般質問が始まり、24日に閉会する予定です。




