倉敷市消防局は、ため池に落ちる事故を防ごうと、万が一の対処方法などを解説する動画をつくりました。
子どもの命を救うポイントは「浮いて待て」です。
ため池に誤って落ちた時の救助方法を解説しています。
倉敷市消防局で人命救助に携わる高度救助隊が身体を張って実演しています。
倉敷市によると、市内のため池は543カ所あります。
倉敷市消防局管内では、2020年に水の事故が14件あり、このうち川や用水路、ため池への転落は8件ありました。
全国的にみても、今月は青森県で中学生が、先月には宮城県で小学生が亡くなるなど、ため池での死亡事故が後を絶ちません。
動画では、小学生にもわかるようポイントを絞って解説しています。
特に重要なのが、救助隊が来るまでの間の過ごし方です。
浮いて待つのに役立つものを紹介し、その効果も証明しています。
子どもの事故を防ぐため、市内の小学校では社会科学習の一環でこの動画を視聴する予定です。
ため池の水難事故防止を啓発する動画は、倉敷市消防局のYouTubeチャンネルでも見ることができます。




