倉敷市真備町の箭田地区で災害時の避難食作りなどをしながら防災意識を高めてもらうイベントが行われました。
倉敷市真備町の小田川河川敷で行われたイベントには箭田地区の住民など約140人が参加しました。
会場には防災について学ぶ7つのブースが設けられています。
避難食作りを体験できるブースでは参加者が飯ごうと固形燃料を使ってご飯を炊きます。
炊く前に飯ごうの中に塩昆布や魚の缶詰なども一緒に入れておくことでよりおいしく手軽に食べられる料理になることを伝えていました。
(火おこしの絵から読みはじめ)火おこしのコーナーでは「メタルマッチ」と呼ばれる燃料がなくても火をおこせる方法の体験が行われました。
「メタルマッチ」は100円ショップなどでも手軽に購入できるためアウトドアや災害時の備えに利用できることを紹介していました。
その他、車から電気を供給できテレビや電子レンジを使うことのできる自動車や車中泊ができる車両の紹介などのブースも並び関心を集めていました。
箭田地区では避難する時の行動を事前に記入しておく「ヘルプカード」を地区独自で制作しています。
会場ではまだ持っていない参加者に「ヘルプカード」を配り活用を呼びかけていました。
このイベントは箭田まちづくり連合防災会が防災への意識と住民同士の連携を深めようと地区の防災訓練として毎年開催しています。
箭田まちづくり連合防災会では今年11月にもこの防災訓練を実施する予定です。




