展示や体験を通して手仕事の魅力を伝えるイベント「フィールドオブクラフト倉敷」が、3年ぶりに開催されています。
このイベントは、クラフト作家の手仕事に触れ、その魅力を次世代に伝えようと2006年から行われています。
新型コロナウイルスの影響で中止が続き、3年ぶりの開催となりました。
感染症対策のため出店数は前回の8割ほどに減っていますが、関東から九州まで全国から作家が集まり、およそ80のブースが並びました。
陶器や木工、ガラスやアクセサリーなどバラエティ豊かな作品が展示販売され、訪れた人は実際に手に取ったり、作家と交流したりしながら、買い物を楽しんでいました。
また、ワークショップも人気を集めました。
こちらは、様々な種類の木を使った楽器作りのワークショップです。
子どもたちは、スギやヒノキをけずり、木琴のような打楽器や摩擦で鳥の鳴き声のような音が鳴るバードコールなど暖かみのある楽器を完成させていました。
「フィールドオブクラフト倉敷」は、今回で15回目を迎えました。
これを記念して、過去の来場者がこのイベントで出会った作品との物語を綴った冊子の配布や、実際に使われてきたものの展示も行っています。
「フィールドオブクラフト倉敷」は、あす(22日)も午前10時から午後4時半まで開かれています。




