倉敷芸科大の学生が災害での逃げ遅れゼロを目指した漫画を作成し、防災学習で活用してもらおうと倉敷市教育委員会へ寄贈しました。
制作した漫画「僕にできること~大切な人を守るための要配慮者マイ・タイムライン~」です。
未来から来た主人公の男の子がこれから起こる災害からおばあちゃんが逃げるよう、時間を追って行動計画を示すマイ・タイムラインを作る話です。
国土交通省高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所の濱田靖彦所長が井上正義教育長へ漫画本を手渡しました。
河川事務所では高齢者や障がい者などの要配慮者の避難について、周りの人と一緒に考える「地域連携型要配慮者マイ・タイムライン」の作成に取り組んでいます。
そこで、倉敷芸術科学大学芸術学部メディア学科4年生でプロの漫画家としても活動している中務ヒナさんが真備町で被災した高齢女性の実体験から漫画を制作しました。
漫画は、倉敷市内の公立小中学校およそ4万1千人へ配布し、防災学習で活用します。




