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児島の企業 糸の端材を再利用 リサイクルコットンの「真田織」商品化

倉敷市児島の織物メーカーが糸を作る際に発生する落ち綿を再利用した「リサイクルコットン」で「真田織」の商品を開発しました。

柔らかな糸を使った温かみのある生地。
綿糸の製造過程で発生する「落ち綿」を紡いだ「リサイクルコットン」の糸で織った「真田織」です。
開発したのは創業51年の織物メーカー「坂本織物」です。
児島の特産品である「真田紐」を製造する坂本織物は、日頃から生地の端材でキーホルダーを作るなど無駄のないモノづくりを心掛けてきました。
去年、さらに環境に対して良いモノづくりができないかとリサイクルコットンの糸で作る「真田織」を開発し製品化に至りました。
しかし、真田紐とは違う柔らかい糸を使うため最初は上手くいかないこともあったそうです。
実際に製造の現場を見せていただきました。

試行錯誤の末完成した真田織は少し毛羽立った柔らかい糸をつかっているため、カジュアルで普段使いしやすい商品が完成しました。
柔らかい糸ですが、丈夫で力強い真田紐と同じ製法で作られているので長持ちします。
また、BEAMSJAPAN監修のもと真田紐の丈夫さとリサイクルコットンの温かみを併せ持ったキーホルダーやサコッシュ、ショルダーバッグなどの商品を作成しました。

リサイクルコットンで織った真田織の商品は児島ジーンズストリートの「083」やアイビースクエアの愛美工房で販売しています。

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  • 放送日:2022/05/18(水)
  • 担当者:成山葵
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