認知症への誤解や偏見をなくし、共生する社会について考えるセミナーが、玉野市で開かれました。
きのう(15日)、玉野医療専門学校で開かれた「玉野市認知症セミナー」には、地域住民など約150人が参加、合わせてZOOMでの配信も行われ、約80人がオンラインで参加しました。
講師として招かれたのは、元NHKアナウンサーで現在は福祉ジャーナリストの町永俊雄さんと、39歳の時に若年性認知症と診断され、 現在は、認知症の当事者として、全国で講演活動を行う丹野智文さんの2人です。
初めに登壇した町永さんは、認知症や年を取ることへの差別をなくし、地域ぐるみでの介護サポートがこれからの社会で必要になると強く訴えかけました。
このセミナーは、玉野市の河口医院・グループホームこまくさの21周年を記念して行われたものです。
基調講演の後には、認知症の家族のいる人をはじめ、医師や行政の代表者が話し合うシンポジウムも行われました。
なお、玉野市と河口医院・グループホームこまくさでは、認知症の人やその家族を対象として、相談などを受け付ける「認知症カフェ」をすこやかセンターで定期的に開催しています。
次回は今月24日に開かれる予定です。
【備考】
「カフェ瀬戸の海」5月24日(火)午前10時~午後3時すこやかセンター大会議室(玉野市奥玉)参加費:200円




