総社市消防本部は今年6月、発足60周年を迎えます。
これを記念した式典がきょう(17日)開催されました。
昭和37年6月に発足した総社市消防本部は今年、60周年の節目の年となりました。
発足当初は職員15人でスタートしましたが、現在では1本部1署2出張所体制となり、職員は115人を数えます。
これまでに、平成23年の東日本大震災発生の際には、10人を被災地へ派遣、平成30年に7月豪雨が発生し、市内全域が被災した際には災害対策本部の中心を担い、適切な対応にあたりました。
式典であいさつに立った片岡 聡一市長は、自然災害や救急需要の増加が見込まれる今後、地域の安心・安全を守る組織としての決意を新たにしていました。
また、平成29年末までの56年間、総社市消防団として活動し、現在は名誉団員の大月 亮(82)さんから記念の石碑が寄贈されました。
石碑に刻まれた「迅」という文字には、「常に情報を収集しつつ、全体を俯瞰しながらスピード感を持って活動する」という総社市消防本部の理念が込められています。
式典ではこのほか、来賓約50人を前に最新のドローンを活用しての消防訓練も行われました。




