玉野市は、19日に開く市議会臨時会に、新型コロナ対策費や市長公約関連事業などを盛り込んだ9400万円の補正予算案を上程すると発表しました。
上程する5月補正予算案は、一般会計で9442万円です。
前の年に比べ62%、額にして1億5100万円あまり少なくなっています。
主な事業としては、新型コロナ感染拡大などで収益に影響のある市内製造業を対象にした支援に1200万円、感染予防対策を施したイベント開催への補助に2000万円を計上し、地域経済をサポートします。
消防関係では、感染患者の搬送や一時的な処置の時に使う飛沫感染予防器具を12台の救急車に載せる費用などで、170万円を予算化しました。
市長公約関連では、サテライトオフィスの誘致に向けた取り組みに1100万円を計上。
都市部の企業を対象にしたワーケーションツアーの実施、ニーズ調査を行います。
このほか、去年有料になった渋川観光駐車場の出口ゲートを1カ所増設するため、1100万円を予算化しました。
5月補正予算案は、今月19日に開かれる臨時市議会に上程されます。




