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陶芸家・武内立爾 「赤と青の器」作陶展

倉敷市酒津に窯を持つ陶芸家・武内立爾さんの作陶展が3年ぶりに天満屋倉敷店で開かれています。

情熱的な赤と海のように深い青。
陶器には珍しい鮮やかな色合いが、武内さんの作品の特徴です。
会場には、新作などを合わせたおよそ200点が並びました。
武内さんの象徴ともいえるのが、銅を含んだ釉薬を使った赤。
どんなに正確に釉薬を調合しても綺麗な赤色を出すのは難しく、窯で焚くときの温度や風の強さなどわずかな環境の違いで仕上がりが左右されます。
そしてもうひとつの特徴は、規則性のない模様と色です。
武内さんの作品の多くは、釉薬をかけていない素焼きする前の土にも直接色を付けているため、それぞれが混ざり合って自由に存在しているような不思議な厚みが表現されています。
このほかにも五角形と七角形の器は、組み合わせると隙間なく並べることができて食卓を楽しく彩ります。
武内さんの作陶展は去年開催する予定でしたが新型コロナの影響で延期し、3年ぶりとなりました。

会場では、こうした代表的な赤や青の器のほかに、新しい色が目を引いていました。
土と灰を使った緑色の作品です。
ツヤのないマットな質感で今回初めて挑戦したそうです。
大胆な華やかさがありながら生活に溶け込む作品がそろっています。

酒津榎窯 武内立爾 作陶展は今月(5月)16日まで天満屋倉敷店で開かれています。

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  • 放送日:2022/05/11(水)
  • 担当者:小西陶子
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