児島を拠点に活動していた画家の故・伊川巌さんと生前に親交があった画家たちによる作品展が開かれています。
会場には伊川巌さんと生前に親交のあった2人の作品、合わせて27点が展示されました。
伊川さんは児島地区の小中学校に勤めながら児島赤崎にアトリエを持ち活動していた画家です。
様々なジャンルの作品を描いてきましたが、今回は水彩画を中心に展示。
晩年の作品である「秋の庭から」は、自宅の庭からみた枯葉の風景を描いたと言われています。
伊川さんの弟子の山本悟さんは東日本大震災の被災者やロシアの侵攻を受けるウクライナの月を描きました。
田舎の風景や戦争の記憶を描いた武田昭一さんは、長年、旧児島高校に勤めながら、伊川さんと作品展を開くなど親交が深い仲間の一人です。
このほかにも会場の一角に特別展示として生前に親交があった画家たちの作品も合わせて並びました。
伊川巌仲間3人展は児島市民交流センターで5月8日まで開かれています。




