倉敷市の日本画愛好家グループ「それぞれの日本画研究会」が作品展を開いています。
会場には、会員11人によるおよそ40点の日本画が展示されています。
「それぞれの日本画研究会」は片山眞理さんを講師に倉敷を拠点に活動しています。
2年に1度作品展を開いていますが、新型コロナの影響で延期が続き、4年ぶりの開催となりました。
会の名前にもある通り日本画の顔料を使う以外はそれぞれが自由に描くのがモットーです。
鮮やかな発色や色を重ねることで深みがでるのが特徴の岩絵の具や金や銀の箔を使った日本画の表現方法を生かした多彩な作品が並びます。
こちらは飼い犬と過ごす日常の一瞬を切り取った三部作です。
午後の日差しや夕暮れなど、光と影の情景をあたたかいタッチで描いています。
そのほか江戸時代の伊藤若冲の作品を模写したものなど、様々な力作が揃いました。
「それぞれの日本画」展は5月1日まで倉敷市立美術館で開かれています。




