倉敷市立自然史博物館友の会が設立から30周年を迎え、記念祝賀会が開かれました。
倉敷市立自然史博物館友の会は、植物や動物に関心がある人が集まり、自然について学ぶ市民団体です。
観察会や、環境省が準絶滅危惧に指定するミズアオイの種まきなどの活動を通して、身近な自然を研究し、残す取り組みを続けています。
今年の1月で設立から30年となり、これを記念して開かれた祝賀会には、友の会のメンバーをはじめ伊東香織倉敷市長などおよそ40人が出席しました。
式では、自然史博物館で植物分野を担当する学芸員・鐵慎太朗さんが趣味で続けているバイオリン演奏とともに、30年間の活動を振り返るスライドショーが上映されました。
そして、前の会長の榎本敬さんによる記念講演が行われ、友の会設立からこれまでの歩みを辿りました。
自然史博物館が昭和58年に開館し、その9年後博物館に関心のある人なら誰でも参加できる組織として友の会が発足。
主な活動の1つ・自然観察会は、30年間で600回以上開かれてきました。
ピーク時に1500人以上いた会員は、近年850人ほどで横ばいとなっていますが、設立当初からの会員もたくさんいます。
友の会は、今後も市民の自然に対する理解を深め、博物館の更なる発展に向けて自然観察会や博物館でのイベントなどを開催していきます。
友の会では、随時会員を募集しています。
住んでいる場所や年齢に制限はありません。
詳しくは、友の会のホームページをご確認ください。
◇問い合わせ 倉敷市立自然史博物館友の会事務局 0864256037
◇友の会…今年1月設立30周年
博物館…来年11月開館40周年
◇自然観察会の回数…626回
◇30年会員…個人会員31人 家族会員28家族 賛助会員1社




