総社市の昭和公民館で地域住民が育てた山野草の展示が行われています。
昭和地区恒例の山野草展は毎年この時期に行われていて今年で40回を迎えました。
今回は趣味で山野草を育てる昭和地区在住の5人と団体一つが出展し、春の山野草を中心におよそ180点が並びました。
昭和地区の春の山野草を代表する「キビヒトリシズカ」は大正時代に水内で発見されたもので、一般的なヒトリシズカと違い葉に光沢がないのが特徴です。
そのほか、花の中から釣り糸が伸びているように見える「ウラシマソウ」や、徳川家の家紋の原型とされている「フタバアオイ」などが並び、訪れた人は多種多様な草花を楽しんでいました。
会場には公民館講座生による春の季節を詠んだ短歌や俳句のほか、地元の園児による草花を描いた絵も合わせて展示されました。
昭和地区山野草展はあす24日まで昭和公民館で開かれています。




