倉敷市とオーストリア・サンクトペルテン市との姉妹都市提携65周年を記念した作品展が、倉敷美観地区の加計美術館で開かれています。
会場には、オーストリア・サンクトペルテン市を代表するアーティストエヴァ・リーブラーさんの作品29点が展示されています。
エヴァさんは、エッチングの技法で抽象画作品を手掛けるアーティストです。
姉妹都市委員会としてこれまでに2回倉敷を訪れています。
倉敷市とサンクトペルテン市は日本とヨーロッパの都市で最初に友好の絆を結びました。
昭和32年の姉妹都市提携以来、これまで65年にわたって交流を培っています。
今回展示されたエヴァさんの作品からは友愛や・友好などがイメージできます。
独自の世界観を表現した作品の中には2人の登場人物が描かれ、サンクトペルテンと倉敷市の友好関係が表現されています。
また、加計美術館が所有する倉敷芸術科学大学の学生や卒業生たちの作品もあわせて展示されています。
こちらの潮 嘉子さんの屏風作品は、デニム生地が使われています。
藍色の水の中を優雅に泳ぐ金魚が描かれていて、デニム素材をいかした倉敷らしさが感じられる作品となっています。
倉敷市とサンクトペルテン市の姉妹都市提携65周年を記念した合同美術展は5月8日(日)まで、加計美術館で開かれています。




