老朽化のため移転新築した倉敷市の菅生駐在所で開所式が行われました。
菅生駐在所は1922年、大正11年に設置され、前の建物は菅生小学校のそばにありましたが、築43年と老朽化が進んでいました。
そこで、前の場所から400m北の倉敷インターチェンジ近くに、新しい菅生駐在所を建設しました。
木造平屋建て、延べ床面積は127平方メートルで、前の施設と比べて1・7倍の広さです。
視覚障がい者用の点字ブロックや、自動ドアを設けるなど、バリアフリーに配慮しました。
主に岡山県の木材を使った温もりある室内で、地域からの相談を受けるための専用の部屋を新たに設置しました。
3月30日から運用していて、これまで通り、西岡の一部と浅原、西坂、生坂、三田の各地区を管轄します。
きょうは伊東香織倉敷市長など、関係者およそ20人が出席して開所式が行われました。
倉敷警察署の中村道範署長や、菅生駐在所に勤務する松尾久警部補が、地域の安全安心確保に向け決意を語りました。
倉敷警察署管内では、交番が10カ所、駐在所が5カ所あります。
去年は市役所前交番を建て替えるなど、老朽化した施設のリニューアルを順次進めています。




