倉敷市呼松の真言宗の寺・安楽院では、今月15日から10年に1度の法要・正御影供が始まっています。
これに合わせて、子どもたちの成長を願って街を練り歩く稚児行列が行われました。
稚児行列には、安楽院の檀家の子どもを中心に幼児から中学生までのおよそ90人が参加しました。
小学生までの稚児と、中学生以上の巫女それぞれの衣装を纏い、丸い眉墨を付けて街中を歩いていきます。
安楽院では、10年に1度弘法大師・空海が入定した旧暦3月21日に合わせて本尊を御開帳する法要・正御影供を営んでいます。
この一環として、子どもの無病息災や成長を願う稚児行列が行われます。
新型コロナの影響で参加者が前回までより70人ほど減ったものの、子どもたちは地域の住民が見守る中、安楽院までのおよそ1キロの道を元気よく歩きました。
稚児行列のあとは、檀家の先祖を供養する法要などが行われました。
安楽院の正御影供は、今月21日まで続きます。




