玉野市日比港沖の「大槌島」にある「大槌神社」の清掃活動が行われました。
「大槌島」は、日比港の沖合いおよそ4キロの場所にある無人島で、ピラミッドのような形が特徴的です。
島内には、玉野市御崎にある御前八幡宮の別宮「大槌神社」があり、海の神様が祀られています。
神社を管理する御前八幡宮の宮司は氏子などと共同で毎年、社周辺の清掃活動を行っていて今年は13人が参加しました。
標高170メートルの中腹にある社までの道には草木が生い茂っていて参加者たちは草を刈ったり枝を切ったりしながら道を整備していきました。
海上タクシーの登場で近年、「大槌島」には多くの登山客が訪れています。
しかし、訪れていたのは登山客だけではありませんでした。
今年は初めてイノシシが土を堀ったとみられる跡が発見されました。
泳いで島に渡ったとみられます。
例年の活動のおかげで草木はあまり伸びておらず1時間ほどで無事に清掃活動が完了しました。
清掃の後には神事が執り行われ宮司によって海の安全と氏子の家内安全を願う祝詞が奏上されました。




