水島臨海鉄道はクラウドファンディングを活用して去年から国鉄時代に製造された貴重な車両3両の塗装や整備を進めてきました。
そのすべての車両が完成しきょう関係者でお披露目の式典が行われました。
きれいに生まれ変わったのは昭和の国鉄車両3両です。
キハ37は製造された当時の色「赤11号」と呼ばれる鮮やかな色に塗り直され、キハ38は当時、東京都の八王子市と群馬県の高崎市を結ぶ八高線を走っていたことから「八高線色」と呼ばれるカラーに再現されました。
そして昭和35年に製造されたキハ205は2017年に引退しエンジンがかからなくなっていましたがエンジンの整備と塗装が行われ再び動く状態になりました。
関係者が出席したお披露目式では3両が連結され構内で運転が行われました。
これは水島臨海鉄道が貴重な車両を保存しようと去年8月からクラウドファンディングを活用して行ったプロジェクトです。
クラウドファンディングには全国から1339人の支援があり目標金額の1300万を大幅に上回るおよそ2300万円が集まりました。
キハ37とキハ38は営業車両としてキハ205は構内でのイベントなどで走らせる予定です。
KCTでは車両の修復から完成まで様子を取材していて4月7日(木)のKCTニュースの特集として放送する予定にしています。




