障がい者千五百人雇用を進める総社市は取り組みをPRするラッピングトラックをつくりました。
トラックの荷台には「岡山県総社市は障がい者を1500人雇用します」と大きく書かれています。
4月2日の世界自閉症啓発デーと2日から8日までの発達障害啓発週間を前に、総社市が進める「障がい者千五百人雇用事業」を全国に発信しようと行ったものです。
お披露目式には総社市の片岡聡一市長や市内の事業所の関係者などが出席し協力した運送会社・岡田商運の岡田好美代表取締役に感謝状が贈られました。
ラッピングはトラックの貨物部分3面に施してあり、トラックの背面に描かれた招き猫とサイドの片面を覆うクジラは総社市在住で創作活動を行う自閉症の鈴木崇寛さんが描きました。
クジラのイラストはモザイクアートになっていて、市内の事業所などから集めた仕事や生活の様子を切り取ったおよそ5000枚の写真を使っています。
もう一方には1500人分の人型が描かれていて、これは現在総社市で働く障がい者およそ1300人を緑、これから雇用を目指す200人を白抜きで表現しました。
トラックが全国を走ることで総社市の取り組みを他県にもPRしより充実した障がい者雇用を目指します。
ラッピングトラックはきょうから千葉県に向けて走り、全国各地を運行します。




