3年に一度の瀬戸内国際芸術祭が来月開幕します。
それに伴い、本州側の海の玄関口である玉野市の宇野港で名物アート「宇野のチヌ」のお色直しが昨日から始まっています。
玉野市宇野港のシンボルとなっている「宇野のチヌ」。
12年前、瀬戸内国際芸術祭が初めて開かれた年に、海岸のゴミなどで作られたアート作品です。
芸術祭に合わせて3年ぶりに修復作業が行われました。
使用するごみは瀬戸内海周辺の海岸のものや地域住民が持ちこんだものです。
きょうも様々なごみが持ち込まれました。
芸術家「淀川テクニック」の柴田英昭さんやボランティア団体「こえび隊」などによって劣化したごみを取り外し、新しいパーツへの取り換えの修復作業が行われます。
今日の作業は色別に仕訳けたごみに劣化を防ぐ透明のニスの塗装や「宇野コチヌ」の尾びれの取り外しです。
参加者は、一つ一つのパーツに丁寧にニスを塗り、お色直しを進めていました。
修復作業は14日まで行われる予定で、一緒に活動するボランティアを募集しているということです。




