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県が7日から「特別対策期間」 子どもと高齢者の感染防止に重点

岡山県はきのう(4日)、新型コロナ対策本部会議を開き、まん延防止等重点措置を6日で解除するのを受けて、7日から「オミクロン株リバウンド防止特別対策期間」とすることを決めました。
特に、子どもと高齢者の感染拡大に気を付けます。


新規陽性者数を年代別の割合で見ると、第6波のピークだった2月3日からの週に比べ、若干変化しています。
10代以下の割合が徐々に増えていて、直近では全体の4割に迫っています。
亡くなった感染者を年代別で見ると、去年4月から6月の第4波、8月・9月の第5波とほぼ同じ傾向で、80代が最も多くなっています。
また、医療機関や高齢者施設に入っている人の割合が、第6波では8割近くになっていて、持病の悪化で亡くなるケースが第4波よりも増えています。

県は今月7日から31日までを「オミクロン株リバウンド防止特別対策期間」と位置づけ、県民に感染拡大防止を呼びかけます。
県独自の対策として学校園の休校・休園に関する要請を保育所にも対象を広げるほか、高齢者・障がい者施設では、職員に定期的検査を実施するよう求めます。
県の方針を受け、各自治体でも、今後の対応を決めています。

倉敷市では、10代以下の感染者が依然として多いことを理由に、学校園の行事や部活動の原則中止など、活動の制限を続けます。
また、市内6ヶ所にある児童館と児童センター、それに倉敷科学センターは、10代以下の利用が多いことから、引き続き臨時休館します。
一方、公民館や憩の家など、そのほかの公共施設は、7日から順次再開しますが、大声を出す活動は引き続き自粛を求めます。
また、美術館や図書館の利用制限も続けます。

早島町は、児童館の臨時休館を31日までに延ばします。
それ以外の施設は7日以降、順次利用できます。
図書館や公民館は8日から再開となります。

玉野市です。
学校の部活動を引き続き中止にするため、学校園施設の一般利用は、引き続き3月末までできません。
また公民館の新規利用を再開しますが、大声を出すなど感染リスクの高い活動は自粛を求めます。

総社市は、公共施設で唯一臨時休館していた吉備路クリーンセンター交流館を、8日から開けます。

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  • 放送日:2022/03/05(土)
  • 担当者:六路木謙治
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