玉野市の玉野競輪場がリニューアルし、今月26日、日本初の選手宿舎とホテルを兼ねた「KEIRIN HOTEL10」としてグランドオープンします。
「KEIRIN HOTEL10」は実際に選手が泊まる部屋に宿泊することができる、日本初となる競輪場併設のホテルです。
地上8階建てで、149室の客室のうち126室が競輪場側にあり、レースとともに美しい瀬戸内海の風景を楽しむことができます。
また、5階以上の全ての客室にテラスが設けられていて、テラスでくつろぎながら楽しむという、新たな競輪の観戦スタイルを提案しています。
ホテルのインテリアとして競輪場で使われてきた廃材を活用していて、1950年から開設されている「玉野競輪」の歴史を感じることができます。
ホテルと連絡通路でつながる地上4階建てのメインスタンドは、一般380席に加え、有料のラウンジルーム41席も設けられ、ゆったりと観戦できるようになっています。
この他、スタンド内にある「スタジアム・レストラン」では、目の前でレースを観戦しながら、地元の食材を使った料理を楽しむことができます。
大きく生まれ変わった玉野競輪場。
近年の課題となっていた施設の老朽化や、ネット投票の増加などによる競輪の観戦スタイルの変化に対応するため、リニューアルが行われました。
今後はホテルの運営事業者のチャリ・ロトが玉野競輪場を包括的に運営していきます。
玉野市に対しては毎年度3億円以上の収益を保証し、不足した場合はチャリ・ロトが補填する契約となっています。
今月26日にグランドオープンする「KEIRIN HOTEL10」の宿泊予約は公式サイトで受け付けています。




