一昨年(2020年)の火災によって閉店していたラーメン店、「ベトコンラーメン倉敷新京」がクラウドファンディングで資金を募り、来月5日に再オープンを果たします。
今月29日、CFの支援者限定のプレオープンが行われ、倉敷市茶屋町の名物ラーメンがおよそ2年ぶりに復活しました。
モヤシやハクサイ、ニンニクなど山盛りの野菜に、パンチの効いた濃厚スープが自慢の名物メニュー「国士無双」です。
1983年のオープン以来、独特のメニューで市内外から多くの客が訪れる人気店でしたが、一昨年5月に起きた火災により全焼。
閉店を余儀なくされました。
コロナ禍ということもあり、資金面の問題などで再建が遅れていましたが、去年4月、岡山市のシステム開発などを手がける会社が事業を引き継ぎ、クラウドファンディングで支援金を募ったところ、550万円以上が集まり店の再開に繋がりました。
焼け残った前の店を取り壊して建てられた新たな店は、以前と同じレイアウトでおよそ20のカウンター席が設けられています。
店の外観は大きく変わりましたが、ベトコンラーメン独特の“味”は変わりません。
前オーナーの赤木 奉久さんが当面はアドバイザーとして厨房に入り、店長を務める立石 望さんをはじめとしたスタッフを指導していきます。
プレオープンとなったこの日、CFの支援者が店に招かれ、およそ2年ぶりに復活したベトコンラーメンをはじめ、こぶし大の大きさのから揚げなど、名物メニューを楽しみました。
火災からの再建を果たした「ベトコンラーメン倉敷新京」は、2月5日に再オープンします。
現在、県内ではまん延防止等重点措置が実施されており、2月5日以降の営業日についてはお店のツイッターアカウントで情報を発信するということですので、そちらでご確認ください。




