倉敷市の児島ボートレース場で、爆発物によるテロを想定した訓練が行われました。
ボートレース児島の職員や児島警察署の署員などおよそ150人が参加して行われた訓練は、レース開催中、場内に爆弾を仕掛けたという脅迫電話があった想定で行われました。
警察への通報後場内に避難を呼びかけるアナウンスを流し職員は、駆け付けた警察と共に観客を安全な場所へと誘導します。
足の悪い観客がいることも想定し移動の補助も行いながらおよそ10分で避難が完了しました。
観客の安全が確保されると警察と職員で爆発物の捜索にあたります。
ゴミ箱の中や、建物の隙間など場内の様々な場所を捜索し爆発物を発見。
機動隊によって爆発物は処理されました。
ボートレース児島では5年前に丸亀、鳴門のボートレース場で爆破予告があったことを受け警察と共同で毎年、この訓練を行っています。
今年の訓練ではレースを観戦している観客に気づいてもらえるよう何度もアナウンスする必要があることが反省点として挙げられました。
ボートレース児島では今後、テロ以外にも様々な事態を想定した訓練を行っていく方針です。




